DS-4220B UHDとは?標準20台から最大49台まで増やせる4ベイNVR|DIGISTOR(R.O.D)
DS-4220B UHDは、R.O.D(アール・オー・ディ)のネットワークビデオレコーダー(NVR)「DIGISTOR」シリーズの4ベイモデルです。標準で20台のネットワークカメラを登録・録画でき、別売のアップグレードキー(DS-41EX)を追加すると最大49台まで増やせます。
型番で調べている方が知りたいのは、「何台つなげるのか」「今の現場に合うのか」「旧型と何が違うのか」の3つだと思います。R.O.Dの製品カタログ(2026年版)と仕様書をもとに、順に整理します。


DS-4220B UHDでできること
- メーカーが混在していても録画できる——AXIS、Canon、i-PRO[Panasonic]、TOA、VIVOTEK製などのネットワークカメラを登録できる、マルチベンダー対応のNVRです
- PCがなくても操作できる——USB端子にマウスを、HDMIにモニターをつなげば、ライブ表示や録画再生ができます
- 4K録画・H.265に対応——4K映像の録画とHDMIでの4K出力ができます(H.265はカメラ側の対応が必要です)
- スマートフォンから見られる——iOS端末に専用アプリ「DIGIMobile V2」を入れると、モニタリングや録画再生ができます
- カメラごとに権限を分けられる——ユーザーごとに、見てよいカメラや録画再生の可否を設定できます
- 異常を知らせる——Eメール、警告音、イベント・ログ、ネットワークパトライトとの連動で通知できます
メーカーを問わず録画できるDIGISTORシリーズ全体の考え方は、ネットワークビデオレコーダー「DIGISTOR」|メーカーを問わず、まるごと録画で紹介しています。
何台つなげる? 20台から49台まで、7段階で増やせます

DS-4220B UHDの登録台数は、アップグレードキーを追加するたびに段階的に増えます。最初から49台分を用意する必要はなく、カメラを増やすタイミングでキーを足していく考え方です。
| 段階 | 登録・録画できるカメラ台数 |
|---|---|
| 標準 | 20台 |
| 1UP | 25台 |
| 2UP | 29台 |
| 3UP | 32台 |
| 4UP | 36台 |
| 5UP | 40台 |
| 6UP | 45台 |
| 7UP | 49台 |
注意したいのは、キーで増えるのは「登録できる台数」の上限だということです。実際に何台分を何日残せるかは、カメラの画質や録画方式、HDDの容量で変わります。保存日数の考え方は監視映像は何日残せる?保存期間の決め方と、長期保存の選択肢をご覧ください。
カメラを足す前に確認しておきたいこと(給電や配線など)は、既設の監視カメラに増設したい|混在環境で失敗しない5つの確認にまとめています。
仕様の要点

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 登録・録画できるカメラ台数 | 最大49台(標準20台。アップグレードキー DS-41EX で拡張) |
| 記録媒体 | SATA HDD 最大4台(出荷時は基本RAID5構成) |
| 出荷時のHDD構成 | 1TB×3枚から12TB×4枚まで、複数の型番があります(在庫状況により変更あり) |
| 録画モード | 常時、スケジュール、モーション等(カメラに依存) |
| 映像圧縮方式 | M-JPEG、MPEG-4、H.264、H.265(カメラに依存) |
| LANポート | RJ-45×2(100BASE-TX/1000BASE-T/2.5GBASE-T 自動切替) |
| USB端子 | USB3.2 Gen2×2、USB2.0×1 |
| 映像出力 | HDMI×2(HDMI1は4K UHDまで、HDMI2はFull HDまで。4Kモニター接続時はモニター1台のみ) |
| 消費電力 | 約47W(1TB HDD×4台使用時) |
| 外形寸法・質量 | 約170(W)×176(H)×230(D)mm/約5.5kg(1TB HDD×4台搭載時) |
| 使用温度・湿度 | 0℃〜+40℃/20%〜80%RH(結露なきこと) |
| 規格 | NDAA ほか |
RAID5は、複数のHDDにデータと復元用の情報を分けて書き込み、HDDが1台故障しても録画データを保てる構成です。カメラの台数が多い現場ほど、HDDの故障で録画が途切れるリスクを抑えておく意味は大きくなります。
ラックに収めたい場合は、同じアップグレードキー(DS-41EX)で最大49台まで増やせるラックマウント型のDS-4220-RM UHDもあります。こちらは本体に接点入出力(入力4/出力4)を備えています。
どんな現場に向いているか

- カメラが20台を超える、または超えそうな現場——工場、倉庫・物流センター、建物が複数ある事業所など
- 台数が段階的に増えていく現場——今は20台でも、ラインや建屋の増設で台数が増える予定がある
- メーカーや世代の違うカメラが混在している現場——既設のカメラを活かしたまま、録画機だけを入れ替えたい
- 録画を止めたくない現場——4台のHDDをRAID5で使い、HDD1台の故障に備えたい
業種ごとの考え方は、工場のネットワークカメラ導入、倉庫・物流センターの監視カメラでも紹介しています。
DS-2205B UHDとの選び分け

同じDIGISTOR UHDシリーズのDS-2205B UHDは、2ベイ・標準5台・最大20台のモデルです。分かれ目はシンプルで、将来も含めて20台を超えるかどうかです。
- 今も将来も20台以内に収まる → DS-2205B UHDで足ります
- 今は20台以下でも、数年のうちに20台を超えそう → 最初からDS-4220B UHDにしておくと、録画機を買い替えずにキーの追加で対応できます
- すでに20台以上ある → DS-4220B UHD(最大49台)
DS-2205B UHDについては、DS-2205B UHDとは?5台から始めて最大20台まで増やせる2ベイNVRで詳しく紹介しています。
旧型 DS-4220 UHD との違い

型番の末尾に「B」が付かないDS-4220 UHDは、2022年にDS-4120 UHDから切り替わったモデルです(このとき、LAN端子が1000BASE-T×2から2.5GBASE-T×2に変わっています)。R.O.Dの製品カタログ2026年版に掲載されているのは、DS-4220B UHDです。
両者の仕様書を並べると、標準20台・最大49台という登録台数と、アップグレードキー(DS-41EX)は同じです。違いとして読み取れるのは次の点です。
| 項目 | DS-4220 UHD | DS-4220B UHD |
|---|---|---|
| 登録台数 | 最大49台(標準20台) | 同じ |
| アップグレードキー | DS-41EX | 同じ |
| LANポート | RJ-45×2(2.5GBASE-Tまで自動切替) | 同じ |
| USB端子 | USB 3.2×3 | USB3.2 Gen2×2、USB2.0×1 |
| HDMI出力 | HDMI×2(最大出力解像度4K) | HDMI1は4Kまで、HDMI2はFull HDまでと個別に明記 |
| 消費電力 | 約45W(1TB HDD×4台使用時) | 約47W(同) |
| 外形寸法 | 約170×186×230mm | 約170×176×230mm |
| 規格の記載 | なし | NDAA ほか |
DS-4220 UHDをお使いで、故障や入れ替えを検討している場合は、監視カメラのレコーダーが故障したら?HDD交換と本体入れ替えの判断ガイドもあわせてご覧ください。登録しているカメラの型番と台数が分かれば、入れ替え先の構成を確認できます。
知っておきたい注意点
- 対応するカメラには範囲があります——DIGISTORは国内外約130メーカー・6,000機種以上のネットワークカメラをサポートしています(R.O.D 製品カタログ)が、すべての機種ではありません。お使いのカメラが対象かどうかは、型番での確認が必要です
- H.265や4Kはカメラ側に依存します——録画機が対応していても、カメラが対応していなければ使えません
- 4Kモニターをつなぐと、モニターは1台——デュアルモニターにするには、2台ともFull HDモニターである必要があります
- アップグレードキーは別売です——台数を増やすときは、キー(DS-41EX)の追加購入が必要です
- 接点入出力はオプション——センサー連動などの接点入出力は、専用オプションのDS-GPIO(入出力4ポート)と組み合わせて設定します
- PCで見る場合は推奨仕様があります——R.O.Dはクライアント用PCの推奨仕様(Windows 11 Pro 64bit、Core i7-14700F相当など)を示し、監視システム専用のPCを使うよう案内しています
よくある質問
Q. DS-4220B UHDは最大何台のカメラを録画できますか?
A. 最大49台です。標準は20台で、アップグレードキー(DS-41EX)を追加するごとに25台、29台、32台、36台、40台、45台、49台と上限が上がります。
Q. アップグレードキーは、導入したあとから追加できますか?
A. はい。別途アップグレードキー(DS-41EX)を購入することで、登録・録画できるカメラ台数を追加できます。カメラを増やすタイミングで段階的に足していく使い方ができます。
Q. 旧型のDS-4220 UHDとは何が違いますか?
A. 登録台数(標準20台・最大49台)とアップグレードキー(DS-41EX)は同じです。仕様書上は、USB端子の構成、HDMI2の対応解像度の明記、外形の高さ(約186mmから約176mm)、消費電力(約45Wから約47W)などが異なります。
Q. メーカーの違うカメラを混在させて録画できますか?
A. できます。AXIS、Canon、i-PRO[Panasonic]、TOA、VIVOTEK製など、複数メーカーのネットワークカメラに対応しています。ただし対応する機種には範囲があるため、お使いのカメラの型番での確認が必要です。
Q. 録画の保存容量をあとから増やせますか?
A. DIGISTORは、ネットワーク経由で拡張ストレージサーバー(受注生産品)を接続できます。R.O.Dの製品カタログでは、DS-4220B UHDの場合1台につき最大5台まで接続できるとされています。必要な容量は、台数・画質・保存日数から見積もります。
Q. DS-2205B UHDとどちらを選べばよいですか?
A. 将来も含めてカメラが20台以内に収まるならDS-2205B UHD、20台を超える見込みがあるならDS-4220B UHDが目安です。
まとめ
- DS-4220B UHDは、R.O.D「DIGISTOR」の4ベイNVR。標準20台、アップグレードキーで最大49台まで増やせます
- 台数は7段階。カメラを増やすタイミングでキーを足していけます
- HDDは最大4台、出荷時は基本RAID5構成です
- 20台を超える見込みがあるならDS-4220B UHD、20台以内に収まるならDS-2205B UHDが目安です
- 旧型DS-4220 UHDとは、登録台数とキーが同じ。USB端子の構成や外形の高さなどが異なります
- 対応カメラには範囲があるため、型番での確認が前提です
関連記事:今あるカメラを活かせる録画機の選び方/DS-2205B UHDとは?/監視カメラのレコーダーが故障したら?

DS-4220B UHDでの構成をご提案します。カメラの型番と台数、何日分残したいかをお知らせいただければ、対応の可否と、アップグレードキーの段階・HDD構成まで含めてご提案します。機器の手配から設置・カメラ登録・録画設定・お引き渡しまで対応します。
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