防犯カメラ・監視カメラが故障したら|修理・交換・後継機のご相談と型番の調べ方
防犯カメラ・録画機が故障したときの、相談先です。
他社が設置した機器でも構いません。型番が分かれば、部品供給の状況、現行の後継機種、他メーカーへの置き換えの可否をお調べしてお伝えします。まずは下の「型番の調べ方」だけご覧いただければ、そのままご相談いただけます。
防犯カメラが故障したときは、次の3つの順で進めると早く復旧します。
① 型番を確認する(録画機の前面・カメラのラベル・完成図書)
② 症状を切り分ける(全部のカメラか、1台だけか、録画だけか)
③ どこが悪いか分からなければ、その段階でお電話ください
いちばん多いのは「録画機が壊れたが、カメラはまだ映っている」ケースです。この場合、カメラを残して録画機だけを入れ替えられることがあります。
建物を建てたときに電気工事店や設備業者がまとめて手配し、設定済みの状態で引き渡された。その後は特に何もないまま何年も経ち、故障して初めて「この機械は誰に見てもらえばいいのか」となる——日本の建物では、これがごく一般的な形です。当時の担当者や施工店と連絡が取れないことも珍しくありません。
まず、型番を調べてください
ご相談の際にいちばん役に立つのが機器の型番です。型番さえ分かれば、後継機種の有無、部品供給の状況、他メーカーへの置き換えの可否まで、こちらで調べてお伝えできます。型番は次のいずれかで確認できます。
- 録画機(レコーダー)本体
前面パネル、または背面・底面のラベルに記載されています。ラックに収まっている場合は、前面の機種名表示が最も見つけやすい場所です。まずここを見ていただくのが確実です。
- 録画機の設定画面
モニターがつながっていれば、メニューの「システム情報」「機器情報」「バージョン情報」といった項目に、型番とファームウェアの版数が表示されます。写真に撮っていただければ、そのままお送りいただけます。
- カメラ本体
側面または底面のラベルに記載されています。ドーム型はカバーを外した内側にある場合があります。高所のカメラは無理に確認せず、下の書類からお調べください。
- 完成図書(竣工図書)
建物の引き渡し時に受け取る書類一式です。「機器リスト」「機器姿図」「設備仕様書」などに、型番・台数・設置場所が記載されています。高所のカメラを調べる際は、これが最も確実です。
- 納品書・見積書・保守契約書
導入時の書類が残っていれば、型番と台数が分かります。経理部門で保管されている場合があります。
- ブラウザの管理画面
ネットワークカメラの場合、カメラのIPアドレスにブラウザでアクセスすると機種名が表示されます。社内のネットワーク担当者にご確認ください。
型番が分からなくても、まずはご相談くださいネットワークカメラやその録画機なら、機器の写真(録画機の前面、カメラの外観)から機種の見当をつけられることが多くあります。アナログカメラの録画機は、メーカーの表示がないものも多く、写真だけでは分からないことがあります。その場合も、台数や配線をうかがいながら進め方をご提案します。
症状から、おおよその見立て
ご相談の前に症状を切り分けておくと、話が早く進みます。以下はよくお寄せいただく症状と、その一般的な原因です。実際の原因は現物を確認しないと確定できませんので、目安としてご覧ください。
- 映像が映らない(全カメラ)
すべてのカメラが同時に映らなくなった場合、原因はカメラ側ではなく録画機・モニター・ネットワーク機器のいずれかにあることがほとんどです。録画機の電源ランプ、モニターのケーブル、スイッチングハブの電源をご確認ください。ご自身でできる確認手順は 映らない・映像が出ないときの切り分け手順 にまとめています。
- 映像が映らない(一部のカメラだけ)
そのカメラ本体、または配線・PoE給電のいずれかです。屋外カメラではケーブル引込部からの浸水や、経年による断線が原因になることがあります。1台だけの不具合でも、配線や給電が原因のことがあります。まずはご相談ください。
- 映っているが、録画されていない
ライブ映像は見えるのに再生できない場合は、録画用ハードディスクの不具合が疑われます。常時稼働のため数年で寿命を迎えます。交換で直る場合と本体ごと入れ替えたほうがよい場合があり、判断の目安は HDD交換と本体入れ替えの判断ガイド にまとめています。
- 古い日付まで遡れない
故障ではなく設定どおりの動作である場合が多くあります。録画機は容量がいっぱいになると古い映像から上書きします。必要な日数の決め方は 保存期間の決め方と長期保存の選択肢 をご覧ください。
- 日時がずれている
時刻の自動同期(NTP)が未設定か、内蔵電池が切れている可能性があります。映像を記録として使う場合、時刻のずれは致命的です。事故やクレームの照合ができなくなります。
- 遠隔から見られなくなった
回線やルーターの入れ替え後に多い症状です。機器の故障ではなくネットワーク設定の引き継ぎ漏れであることがほとんどです。回線業者の工事があったかご確認ください。
- 録画機が故障した。カメラはまだ映っている
もっともご相談の多いケースです。カメラは屋外でも長く動作しますが、録画機は常時ディスクが回転しているため先に寿命を迎えます。カメラをそのまま活かして録画機だけを入れ替えられることがあります。
- 異音がする・本体が熱い
カチカチという規則的な音や、いつもより大きい回転音はディスクの機械的な不具合の可能性があります。冷却が効かなくなると寿命が縮みます。まだ映像が取り出せるうちに、必要な期間のデータを書き出しておくことをおすすめします。
どこが悪いか分からなくても、まずご相談ください
監視カメラのシステムは、カメラ・録画機・ネットワーク機器(スイッチングハブ・PoE給電・配線)がつながって動いています。映らない、録画されないといった症状の原因がどの機器にあるかは、外から見ただけでは分かりません。どこが悪いか分からない段階で、お電話でご相談ください。症状をうかがい、どの機器をどう直すかをご提案します。
| 機器 | 入れ替えの目安 | こんな症状が出たら |
|---|---|---|
| カメラ | 5〜10年(屋外の直射日光・潮風では短め) | 一部のカメラだけ映らない、夜の映像が暗い・にじむ |
| 録画機のハードディスク | 通電2万時間(24時間運転で約2年3か月) | 録画されない、古い日付の映像が見られない、異音がする |
| 録画機本体 | 6年前後で入れ替えになることが多い | 時々止まる、操作が重い、日付がずれる |
| ネットワーク機器・配線 | 設置環境による | 複数のカメラがまとめて映らない、遠隔で見られなくなった |
症状だけで構いません。お電話(0120-495-666)でご相談ください。機器の更新は、5年・6年・7年のリースにも対応しています。
カメラを残して、録画機だけ入れ替える
「録画機が壊れたが、カメラ40台を全部交換すると予算が合わない」——これは非常に多いご相談です。
お使いのカメラがネットワークカメラであれば、メーカーが違っても録画機側で受けられる場合があります。当社が扱うマルチベンダー対応のネットワークビデオレコーダー「DIGISTOR」は、i-PRO(パナソニック)・AXIS・VIVOTEK・Canon・TOA など複数メーカーのカメラを混在させて録画できます。
ただし、同じ型番でもカメラ側のファームウェアや ONVIF の対応状況によって、接続の可否と使える機能が変わります。お使いのカメラの型番と台数をお知らせいただければ、こちらで確認してお伝えします。対応が確認できている機種は DIGISTOR 対応カメラ一覧 にまとめています。リストにない型番でも接続できる場合がありますので、まずはご相談ください。
アナログカメラ(同軸接続)の場合カメラから同軸ケーブル(BNCコネクタ)で録画機につながっている場合は、ネットワーク録画機にそのままつながりません。同軸のまま使える録画機に交換する方法と、既設の同軸ケーブルを活かしてネットワーク化する方法があります。どちらが適しているかは、ケーブルの状態と将来の計画によって変わります。
お使いのメーカーから探す
メーカーによっては、監視カメラの取り扱いや販売の窓口が導入当時から変わっている場合があります。当社では複数メーカーの製品を型番ごとに整理しています。お使いの機器のメーカーからお探しください。
一覧に無い型番でもお調べします。メーカー名と型番、または機器の写真をお送りください。
販売店が見つからない、という状況について
故障をきっかけに調べ始めると、多くの方が同じところでつまずかれます。
- メーカーに問い合わせても、直接は購入できない
販売店経由での取り扱いとなるため、代理店を紹介されることが多くあります。
- 商社に問い合わせても、話が進まない
業者向けの取引が中心のため、エンドユーザーからのご相談は受けにくい場合があります。
- 当時の施工店と連絡が取れない
担当者の交代や、業態の変更で窓口が無くなっていることがあります。
- 機器の販売と工事で相談先が分かれてしまう
機器を買えても、設置・設定を頼む先が別に必要になります。
当社は監視カメラ・録画機の販売会社であり、機器の手配から設置・接続・設定・お引き渡しまでを一括して承っています。「どの機種を選べばいいか」からご相談いただけますし、「型番は分かっているので見積もりだけ欲しい」というご依頼にも対応します。
※ 機器はご相談のうえ当社でご用意するかたちでお受けしています。他社でご購入済みの機器について、設置・設定作業のみを承ることはしておりません。動作の責任を負える範囲でお引き受けするための方針としてご理解ください。
ご相談から復旧までの流れ
- お問い合わせ症状、機器の型番(または写真)、台数、設置場所をお知らせください。分かる範囲で構いません。
- 状況の確認型番から、部品供給の状況、現行の後継機種、他メーカーへの置き換えの可否を調べてお伝えします。この時点で概算をお出しできる場合もあります。
- 現地調査台数が多い場合や、配線の状態を確認する必要がある場合にお伺いします。既設のケーブルを活かせるかどうかは、現地で確認しないと判断できません。
- お見積もり機器・工事・設定を含めてお出しします。全交換のほか、段階的に入れ替える案をあわせてご提示することもあります。
- 工事・設定業務を止めずに進める方法をご提案します。夜間・休日の作業や、エリアを分けた順次施工にも対応します。
- お引き渡し操作方法、映像の検索・書き出しの手順をご説明します。担当者の方が実際に操作できる状態でお渡しします。
更新工事や保守を含めたご相談は「ネットワークカメラの設置・工事」をご覧ください。
今後のために、決めておくとよいこと
今回の復旧とあわせて次の点を整理しておくと、次に何かあったときに慌てずに済みます。
| 決めておくこと | 理由 |
|---|---|
| 機器の一覧を残す | カメラと録画機の型番・台数・設置場所・導入時期。完成図書があれば、その保管場所を共有しておきます。 |
| 録画の保存日数を確認する | クレームや事故の申告が届くまでの期間に対して足りているかを見直します。 |
| ハードディスクの交換時期を決めておく | 消耗品ですので、壊れてから対応するより、期間を決めて計画的に交換したほうが結果的に安く済みます。 |
| 映像を取り出せる人を決めておく | 必要なときに担当者が操作できないと、記録があっても使えません。 |
テーマ別に、もっと詳しく
それぞれの場面については、現場の眼(コラム)で詳しく解説しています。
- 監視カメラが映らない・映像が出ないときの切り分け手順
まず確認する3つ、症状別の当たりのつけ方、自分でできる確認5ステップ、見落としやすいPoEの電力不足まで。
- レコーダーが故障したら?HDD交換と本体入れ替えの判断ガイド
寿命が近いときのサイン、交換で直る場合と直らない場合、交換用HDDを選ぶときの注意、計画交換の考え方。
- 今あるカメラを活かせる録画機の選び方
ONVIF対応でもつながるとは限らない理由と、今あるカメラが使えるかを確認する手順。
- 既設の監視カメラに増設したい|混在環境で失敗しない5つの確認
1台だけ足したい、別メーカーを混ぜたいときの確認事項。
- パナソニック製カメラの増設・入れ替え|3つの選択肢
WV-/BB-/DG-/WJ- の見分け方、互換表の調べ方、古い型番の製品ページ索引。
- アナログ防犯カメラをネットワークカメラに更新するには?
同軸のまま使う、既設ケーブルを活かす、配線からやり直す——3つの選択肢の比較。
- 監視カメラの寿命は何年?交換時期の見極めと、更新の進め方
壊れる前に動くための、交換時期の考え方。
- 監視映像は何日残せる?保存期間の決め方と、長期保存の選択肢
必要な日数の決め方と、足りないときの打ち手。
よくあるご質問
Q. 他社が設置したカメラでも相談できますか。
A. はい。設置業者を問わずご相談いただけます。当時の施工店と連絡が取れない、という状態からのご相談も数多くお受けしています。型番か機器の写真をお知らせください。
Q. かなり古い機種です。まだ部品はありますか。
A. 型番をお知らせいただければ、メーカーの部品供給の状況をお調べし、現行の機種で同等の構成をご提案します。取付穴や配管が異なる場合は、架台やアダプタで対応できるかもあわせて確認します。
Q. カメラだけ、録画機だけの交換もできますか。
A. できます。むしろ全体を入れ替えるより、必要な部分だけ交換したほうが費用を抑えられることが多くあります。ただし新旧の機器を組み合わせる場合は接続の可否確認が必要です。
Q. 録画機の調子がおかしいのですが、相談できますか。
A. はい。「時々止まる」「音が大きくなった」「日付がずれる」など、小さな不調でもお気軽にご相談ください。録画機は6年前後で入れ替えになることが多く、不調はその合図であることがあります。状態を確認したうえで、ハードディスクの交換で済むか、本体ごと入れ替えるかをご提案します。
Q. メーカーが違うカメラと録画機を組み合わせられますか。
A. ネットワークカメラであれば、組み合わせられる場合があります。マルチベンダー対応の録画機を使う方法です。機種とファームウェアによって可否が変わりますので、事前の確認が必要です。DIGISTOR 対応カメラ一覧 もあわせてご覧ください。
Q. 1台だけ壊れました。同じ機種を追加できますか。
A. その機種が現在も入手できるかによります。入手できない場合は、既存の録画機に接続できる現行機種をご提案します。見た目をそろえたい、画角を合わせたいといったご要望もお聞かせください。
Q. 見積もりだけでもお願いできますか。
A. はい。型番と台数、設置場所をお知らせいただければお見積もりします。現地調査が必要かどうかも、その際にお伝えします。
Q. 急いでいます。どのくらいで復旧できますか。
A. 機器の在庫状況と工事の規模によります。1台の交換であれば短期間で対応できる場合が多く、全体の入れ替えとなると設計と手配の期間が必要です。お急ぎの事情がある場合は、その旨をお知らせください。暫定的に録画だけでも復旧させる、といった進め方をご提案できることがあります。
Q. 保守契約は結べますか。
A. ご相談ください。台数や設置場所、必要な対応範囲によって内容が変わります。定期点検とハードディスクの計画交換を組み合わせる形が一般的です。
