製品紹介

TLCで既設の同軸ケーブルを有効活用|アナログカメラをPoE対応ネットワークカメラへ(サン電子 TLCモデム)

TLCで既設の同軸ケーブルを有効活用|アナログカメラをPoE対応ネットワークカメラへ(サン電子 TLCモデム)

TLCモデムとは、既設の同軸ケーブルを使ってネットワーク通信とPoE給電を伝送する装置です。アナログカメラの同軸配線をそのまま活かせるため、LANケーブルの新設や電源工事をせずに、PoE対応のネットワークカメラへ置き換えられます。

本記事で紹介するサン電子の「TLCモデム type B」は、映像をまとめるセンター機と、カメラ側に設置するターミナル機を組み合わせて使用します。最大500mの長距離伝送とPoE/PoE Plus給電に対応し、既設同軸を活かした“かんたんIP化”を実現します。

既設の同軸ケーブル(5C-2V等)を活用し、アナログカメラをPoE対応ネットワークカメラへ置き換えられる。

既設の同軸ケーブルを活用する4つのメリット

  • LANケーブルの新設が不要 ― 既設の同軸配線をそのまま利用してIPネットワークを構築
  • 電源工事を削減 ― センター機から同軸給電(PoE最大15.4W/PoE Plus最大30W)。給電範囲内のカメラならカメラ側の電源工事が不要
  • 最長500mの長距離伝送 ― PoE給電時500m/PoE Plus給電時250m
  • アナログ→IPへスムーズに移行 ― 大がかりな配線工事を抑え、コストを削減しながらIP化

仕組み ― センター機とターミナル機

カメラ側にターミナル機、録画機やスイッチ側にセンター機を設置し、その間を既設の同軸ケーブルでつなぎます。センター機からターミナル機へ同軸給電し、ターミナル機がネットワークカメラへLAN+PoEを供給します。PoE/PoE Plus(最大30W)の給電範囲内のカメラなら、設置場所での電源確保が不要になります。

センター機1台に、2ポート/4ポートで複数のターミナル機(ネットワークカメラ)を接続できる。

ラインナップ(型番別)

用途や接続台数に合わせて、センター機2機種・ターミナル機2機種から選べます。各型番をクリックすると製品ページへ移動します。

サン電子「TLCモデム type B」ラインナップ。センター機2機種・ターミナル機2機種。

センター機(録画機・スイッチ側)

  • TLC-10PC2A-B(2ポート)― 最大2台のターミナル機を接続。壁面取付可能なコンパクトモデル
  • TLC-10PC4A-B(4ポート)― 最大4台を集約。19インチラックマウント対応

ターミナル機(カメラ側)

  • TLC-20PTA-B(PoE対応)― IEEE802.3af・最大15.4W給電。標準的なネットワークカメラ向け
  • TLC-30PTA-B(PoE Plus対応)― IEEE802.3at・最大30W給電。PTZやヒーター付きハウジングにも

小型ターミナル機は屋外ハウジング内にも収納可能

ターミナル機は小型設計で、屋外カメラのハウジング内にすっきり収まる。

ターミナル機(TLC-20PTA-B/TLC-30PTA-B)はBNC×1/LAN×1のコンパクト筐体で、屋外カメラのハウジング内にも収納できます。既存のカメラ設置場所を活かしたIP化に適しています。

よくある質問

今ある同軸ケーブルをそのまま使えますか?

はい。5C-2Vなどの既設同軸ケーブルを利用してネットワークを構築できます。LANケーブルの新設が不要なため、配線工事を抑えてIP化できます。

カメラ側の電源工事は必要ですか?

多くのネットワークカメラでは不要です。センター機から同軸ケーブル経由でターミナル機へ給電し、ターミナル機がカメラへPoE給電します(TLC-20PTA-B:最大15.4W/TLC-30PTA-B:最大30W)。この給電範囲(PoE/PoE Plus)に収まるカメラなら、設置場所での電源確保はいりません。ただし消費電力が30Wを超えるカメラ(PoE++/Hi-PoE対応機や、ヒーター内蔵ハウジングを併用する大型PTZなど)は、別途電源が必要になる場合があります。機種の消費電力に応じて最適な構成をご提案します。

どのくらいの距離まで伝送できますか?

PoE給電時は最大500m、PoE Plus給電時は最大250mの伝送に対応します(条件により異なります)。

カメラは何台まで接続できますか?

センター機のポート数によります。TLC-10PC2A-Bは最大2台、TLC-10PC4A-Bは最大4台のターミナル機(ネットワークカメラ)を接続できます。

PTZカメラなど消費電力の大きいカメラにも使えますか?

PoE Plus対応のTLC-30PTA-B(最大30W給電)をお使いください。一般的なPTZカメラなど30W以内の機器に対応します。ただしヒーター内蔵ハウジングを併用する場合など、消費電力が30W(PoE Plus)を超える機種は、別途電源が必要です。

まとめ

サン電子「TLCモデム type B」を使えば、既設の同軸ケーブルを活かしたまま、アナログカメラをPoE対応ネットワークカメラへ置き換えられます。LAN新設を抑え、対応電力内のカメラなら電源工事なしで、最大500mの長距離伝送とPoE給電を実現。配線工事を抑えたスマートなIP化が可能です。

「今の同軸配線を活かせる?」「何台まで対応できる?」といった段階からでも大丈夫です。現地調査・機種選定から設置工事まで、エムアイディ・ファーストにご相談ください。

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